10月31日 13:10 猫の心臓病について
投稿日時 10月31日 13:10
in お知らせ
今回は病気の話です。
犬の心臓病は結構発見されやすく、飼い主様が症状に気付いて、とか、心臓に雑音があることで検査したら心臓肥大があった、などでわかることが多いのです。
ところが、猫は心臓が悪いとしても症状が出にくく、また心臓に雑音が出ないことも多々あるので知らないうちに進行している、そしてある日激しい症状を出す、というパターンがあります。お腹の中の動脈に血栓が詰まって突然痛がりだして後ろ足が動かなくなるのも心臓病の場合があり大変死亡率が高いものです。
元気なようでも実は病気が隠れているということはヒトと同じくあるもので、猫の心臓病もそのひとつです。なかなかエコーまではうまく撮らせてくれないことも多いですが、血液検査でわかることがありますので健康診断の際に一度みてみるのもいいと思います。100%とはいえませんが心筋に負担がかかっている場合に上昇する物質がありますのでそれを測定します。また、レントゲンで心臓肥大がわかることもあります。
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