6月6日 11:41 熱中症に注意!、の季節です
気温の高い日が増えてきました。天気が良い日も多く、お散歩日和なかんじです。ワンちゃんも喜んで走ったり歩いたりしていることでしょう。
でも、気をつけないといけないのは、熱中症です。真夏はもちろん注意が必要ですが、まだ体が暑さに慣れていないこの時期になることがあります。 日中の散歩はやめて、夜遅め、もしくは朝早くに散歩するようにしましょう。ただし、夜は、車にも気をつけてくださいね。
短頭種(パグ、シーズー、フレンチブルドッグ、ボストンテリアなど鼻の短い犬)は、特に注意が必要です。鼻が短いことで換気不足になることと、気管の入り口が狭い場合があること、などの理由で、人間があまり暑くないと思うときでも熱中症になってしまうことがあり、気温が高い日は散歩に行かないほうがいいでしょう。夜もアスファルトがあたたまっていて温度が高いです。また、室内でも熱中症になります。留守にしてワンちゃんだけを家に残すときは、涼しい場所にいけるように、涼しい場所がないようならエアコンをつけていってあげましょう。リモコンをいたずらしてせっかくつけたエアコンのスィッチを切ってしまわないようにしてください。
もし異常に暑がっていて、呼吸がいつも以上に早く、体をさわると熱くなっていたり、ヨダレが大量に出ているときなどは熱中症を疑い、濡らしたバスタオルで冷やしましょう。 氷でひやすと血管が細くなり血のめぐりが悪くなるのでよくありません。濡らしたバスタオルがあたたまるまえに交換して冷やしながら病院においでください。 軽い熱中症なら、冷やして安静にしているだけでもおさまりますが、激しく暑がっているときは治療が必要なことが多いです。
ここ数年、ヒトも熱中症で亡くなるかたが増えているようです。ワンちゃんも死亡する可能性がある病気ですので、これからの季節、散歩やお留守番の時の温度には充分ご注意ください。