1月18日 10:04 迷子になったら・・・。
1月17日は阪神淡路大震災から20年でした。あの時、日本で大きな地震が起きる、ということを初めて自覚したような気がします。それまでは、大正時代の関東大震災のことを学校や家で教えられて知っていた、ぐらいで、いつ大地震が起きても不思議ではないことを全く考えていませんでした。
20年前、あの大震災で保護された犬や猫のお世話をしに神戸に行きました。身元がわかっていてお預かりしている子もいましたし、名前も何もわからない子達もたくさんいました。名前がわかっている子には、呼びかけてあげることができ、そうすれば安心して寄ってきたりしてお世話がしやすかったことを覚えています。
今後また、いつ大きな地震や他の災害があるかわかりません。その時に大事なワンちゃん猫ちゃんが飼い主さんから離れて逃げてしまう、ということは充分ありえます。
保護されたあと無事に飼い主さんのところに戻るため、そして保護されているあいだもワンちゃん達が自分の名前で呼んでもらえるために、迷子札をつけておくことをおすすめします。 混乱していて飼い主さんと連絡がつかなくても、その子の名前がわかれば、不安なワンちゃん猫ちゃん達は聞き慣れた自分の名前で声をかけてもらえるのです。
迷子札には、飼い主さんの名前、ペットに名前、そして連絡先、そしてもし可能であればかかりつけの動物病院の電話番号も書いておくといいと思います。
迷子札は無料でお渡しをしています。受付で遠慮なくお申し出ください。
また、首輪は外れるかもしれないから不安、というかたはマイクロチップの装着もお考えください。災害の状況が落ち着かないとマイクロチップの読み取りができないでしょうけれど、身元がわかる手段のひとつです。詳しくはいつでもおたずねくださいませ。