9月4日 16:29 ピーちゃん、たくさん抜歯しました。
投稿日時 9月4日 16:29
in スタッフ便り
病院の飼い犬パグのピーちゃんは、ここ数か月、口臭が強くなっていました。若い時は麻酔をかけたことがありますが、徐々に舌の根元がとても大きくなる巨舌症になり、気管の入り口が狭い可能性があったので麻酔をかけることを迷っていました。そのためずっと歯石除去をしないでいましたが、元気なうちに一度口の中をきれいにしておこうと思い、今日麻酔をかけました。
やはり舌が邪魔をして気管の入り口が見ずらい状態でしたが気管挿管(気道確保のための気管チューブを入れること)は可能でした。
すでに何本かの歯はなく、残っている歯も多くは歯周病のためグラついていたので抜歯することになりました。
しっかりして残っている歯は2本だけです。いつの頃からか口がゆがんできていて噛むことができなくなり、フードをくわえたら顔を上にあげてノドの奥まで落とし込んで飲み込むという食べ方だったので歯がなくても大丈夫です。
これで口臭が消えてぐらついていた歯の異物感もなくなると思います。
もっと早くやってあげたらよかったと反省しています。