1月20日 17:12 犬の呼吸器のセミナーに行ってきました。
投稿日時 1月20日 17:12
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先週日曜日は犬の呼吸器のセミナーに行きました。
気管が細くなる(つぶれて変形する)気管虚脱という病気の診断法と外科的な治療法や、短頭種(顔が短いフレンチブルドックやパグ、シーズーなど)の呼吸の異常に対しての検査、治療、手術などなど、よくある病気ではありますが、改めて学び直すことができて大変よかったです。
気管がつぶれていると、ガチョウのような咳が出て内科的にはほとんど改善しないので手術が必要です。咳をする病気はたくさんありますので区別していくためにレントゲンを何枚か撮影します。小型犬に多い病気です。写真のように気管はのどから肺の入り口まで同じ太さが正常です。(左側が頭で、真ん中にある白いのが心臓です。のどのあたりから心臓にかけて伸びている黒い管が気管です。)
どの手術もそうですが、経験とコツが必要ですのでセミナーを受けたからといってできるものではありません。
咳がひどくてどうしても手術が必要と思われたら手術可能な病院様を紹介したいと考えています。その手術が必要かどうかの見極めのため、また手術でどの程度改善できるかをご説明するためにも今回のセミナーは勉強になりました。
この時期、セミナーが多く、なかなか復習が追い付かないのですが新しい知識と学び直しのため頑張ります!!