2月3日 19:48 猫ちゃんの甲状腺の検査
投稿日時 2月3日 19:48
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甲状腺は生命を維持するために大事なホルモンを出しています。 このホルモンが多く出てしまう病気が猫でたまにみられます。
以前は13歳くい以上の猫に多いといわれていましたが、最近では7歳以上で多くなるといわれています。
◎とても食欲があって元気なのに痩せてきた、
◎時々口をあけて犬のように呼吸をしている、
◎吐くことが多くなった、など、の症状があります。
全く症状はないけれど、心臓に雑音があって調べたら甲状腺ホルモンの値が高かった、ということもあります。
食べていて年のわりにやたら元気な高齢猫ちゃんは要注意です。 人と同じく、のどに甲状腺がありますが、飼い主さんがさわってわかることはあまりないと思われます。 甲状腺ホルモンが多すぎると、心臓に負担がかかり、肝臓にも影響がでます。血液検査でわかりますので、7歳以上の猫ちゃんでは定期的に検査していくといいと考えます。
検査結果が出るまで、約1時間かかりますので、緊急な症状ではなく、お時間に余裕がないかたは、採血後お帰りになられて結構です。結果が出ましたらお電話します。、治療が必要な場合は後日お薬をお渡しいたします。甲状腺ホルモンをおさえる薬を2週間飲んで再検査していきます。治療の詳しいお話は診察室でさせていただこうと思います。